2025年2月23日ATDO主催講演会「マルチメディアデイジー教科書を使ってみよう―教科書を読むことが難しい児童生徒の学びを保障するためにー」のお知らせ
2025-01-17 17:04:34 教育 関連催しのお知らせ
ATDO主催の講演会をお知らせします。
※会場席数の定員に達しましたため、参加申し込みを締め切りました。(2025/2/14)
申込みができなかった方は、後日インターネット上で本講演の公開用録画を視聴できるようにいたしますので、そちらをご覧いただけますと幸いです。公開されましたら弊機構ホームページ上でお知らせいたします。視聴のためのお申し込みは不要です。
マルチメディアデイジー教科書を使ってみようー教科書を読むことが難しい児童生徒の学びを保障するためにー
教科書バリアフリー法改正に伴い、より多くの子どもたちがデイジー教科書を利用して学習に参加できるようになりました!
2024年6月の教科書バリアフリー法改正により、日本語に通じない児童生徒にもデイジー教科書が提供できるようになりました。この改正を機に、言語の壁のために学習から取り残されていた子どもたちが、デイジー教科書を活用して学校の授業に積極的に参加できる環境が整いつつあります。
この講演会では、このような背景のもと、デイジー教科書がどのように子どもたちの学びを支えているのかご紹介し、読むことの支援が必要な児童生徒がデイジー教科書を利用する際の一助となる情報を提供します。
マルチメディアデイジー教科書は、多様な子どもたちの学びを保障するためにボランティアにより組織的・継続的に製作されており、現時点で最も入手しやすいツールのひとつです。ご興味のある方は是非ご参加ください。
※本講演会は、SARTRAS助成事業として実施されます。
【講演会概要】
- 日時: 2025年2月23日(日)13時30分~16時35分(受付開始:13時00分~)
- 会場: 大阪教育大学天王寺キャンパス・西館ホール(170名収容)
- 対象者: 教員の方、特別支援教育や日本語教育に関わる方、教員を目指す学生の方、ご興味のある一般の方
- 主催: 特定非営利活動法人支援技術開発機構
- 後援: 文部科学省、大阪市教育委員会、日本DAISYコンソーシアム
- 参加費: 無料
- 申込: (定員に達しましたため受付終了しました)
- 締切: 2025年2月17日(月)
但し、定員に達した場合はそれより前に締め切ります。
【その他】
- 教材等展示コーナーは13時から17時の間で自由にご覧いただけます。
- 本講演会は、後日録画をインターネットで公開予定です。
視聴のためのお申し込みは不要です。
一般公開用に講演会の収録を一部カット・編集した動画になります。
公開時期は未定ですが、公開時に弊機構のホームページ・Facebook上でお知らせいたします。
講演会プログラム マルチメディアデイジー教科書を使ってみよう ―教科書を読むことが難しい児童生徒の学びを保障するために― 日時:2025年2月23日(日)午後1時30分―4時35分 会場:大阪教育大学天王寺キャンパス・西館ホール(170名収容) プログラム: 1:30-1:35 開会 1:35-1:45 教科書バリアフリー法改正について(行政報告) 前畑啓太郎(文部科学省 初等中等教育局 教科書課 課長補佐) 1:45-2:05 「外国人児童生徒等の教科書使用上の困難軽減のための支援―検討会議の議論を受けて」(仮) 齋藤ひろみ(東京学芸大学 教育学部 日本語・日本文学研究講座 教授) 2:05-2:10 休憩 2:10-4:00 講演:多様な児童生徒の学びの保障ー学びにくさを持つ子へのICTを活用した支援ー 井上賞子(松江市立島根小学校教諭)(途中休憩を含む) (1) 学習に困っている児童生徒 ・多様な子ども(障がい、発達障がい、「日本語に通じない児童生徒」、生活背景)と学びの保障 ・学びにくい児童生徒の背景(学習意欲が下がる背景、学習拒否に至る背景) ・学びやすい方法、方略の選択(できる方法、わかる方略、自己決定、自己選択) ・アセスメントの重要性 (2) 読み書きの困難さとICTを活用した支援事例 ・読みの困難さと解消法の具体事例 ・書きの困難さと解消法の具体事例 ・読書環境整備の具体例 4:00-4:10 大阪市におけるデイジー教科書の活用 安田加弥(大阪市教育委員会事務局指導部 インクルーシブ教育推進担当指導主事) 4:10-4:20 マルチメディアデイジー教科書の一般申請について 吉広賢史(公財・日本障害者リハビリテーション協会情報センター副センター長) 4:20-4:30 全体を通じたQ&A 4:30-4:35 閉会 (午後1時から1時30分までと閉会から5時までの間、デイジー教科書等関連資料を展示します。) |