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DAISYコンソーシアムNewsletter 2022年4月号掲載記事

2022-04-21 14:41:06  国際

DAISY コンソーシアムが運営するInclusive Publishingサイト
Newsletter2022年4月の記事のトピックの翻訳をご紹介いたします。


2022年4月号トピック

アクセシビリティにとって何を意味しますか?

欧州アクセシビリティ法:ベースライン準備調査結果

ジャーナルのアクセシビリティ:障害とは何か、そしてそれらを克服する方法は?

◆楽天koboをインクルーシブパブリッシングパートナープログラムに迎える

今後のイベント

リンクと記事


記事

アクセシビリティにとって何を意味しますか?

出版コミュニティは、EPUB標準の新しいバージョンであるEPUB 3.3、関連するEPUB 1.1アクセシビリティ仕様、およびEPUBCheckの更新バージョンを心より待っています。 EPUB3.3の編集者でDAISYの開発者であるMattGarrish氏に聞いてみました。
 「これはアクセシブルな出版にとってどういう意味ですか?」 EPUB3.3の概要記事でMattGarrish氏が述べた事をご一読ください。


欧州アクセシビリティ法:ベースライン準備調査結果

欧州アクセシビリティ法は、多くの出版社が欧州連合で販売されるコンテンツをグローバルに制作する方法に影響を与えます。
法律自体は2025年6月28日に施行される予定です。
行われている活動を理解し、慣行の共有を奨励し、利用可能なリソースを示すために、調査が実施されました。
この作業は、 DAISYコンソーシアムが主催するEUインクルーシブパブリッシング・フォーラムを通じて調整されました。
これは、デジタル出版物に関連する欧州アクセシビリティ法の実施を支援する組織のコラボレーションネットワークです。
調査結果の記事をご一読ください。


ジャーナルのアクセシビリティ:障害とは何か、そしてそれらを克服する方法は?
「アクセシブルなコンテンツの公開は、もはや追加機能ではなく、今日の変化する状況においての必要要件です。
このことは、教育機関や科学雑誌に特に関係があります。
しかし、小さな出版物では、その準備が遅れる可能性がある課題があります。」
Prashant NarekuliによるBookmachineのこのジャーナル記事では、出版社の懸念と助けになる解決方法のいくつかについて説明しています。

◆楽天koboをインクルーシブパブリッシングパートナープログラムに迎える
トロントに本社を置くKoboは、電子書籍、オーディオブック、電子書籍リーダー、タブレットコンピューターを販売しています。
楽天kobo(電子書籍ストアが私たちのIPPプログラムに参加できることを大変嬉しく思います。
楽天kobo.とのアクセシビリティのイニシアティブにおける協業を楽しみにしています。
このプログラムの詳細にご興味がおありでしたら、インクルーシブパブリッシングパートナーになる方法についてご相談させていただきます。


今後のイベント

以下のイベントに関する情報は、年内のイベントの詳細とともに、インクルーシブパブリッシングイベントのページでご確認ください。

4月
欧州アクセシビリティ法の準備はできていますか?オンラインウェビナ(4/19)
イタリア出版社協会とLIA財団は、2025年6月以降、すべての出版社と出版チェーン全体が順守しなければならない「製品とサービスのアクセシビリティ要件に関する欧州指令」に関する詳細なウェビナーを提供しました。
 
EPUBは初めて、W3Cの厳格な「recommendation track.(段階的な審議を経て勧告に至るステップ)」を通過します。これはすべての電子書籍の作成者にとって何を意味しますか?このTechForumウェビナーでは、EPUB 3.2以降の変更点、テストプロセス、EPUBについて学んで特記すべきこと、そして次に何が起こるかについて説明します。

5月
GAADは今年5月19日に開催されます。業界での認知度を高め、デジタルコンテンツの利用可能性を高めるために、プリント・ディスアビリティがあるすべての読者の参加を呼びかけたいと思います。

欧州障害フォーラムは、DAISYコンソーシアムのCEOであるRichardOrmeとのトレーニングイベントを開催しました。
参加者は、出版における有益な変更、EPUB形式、および誰もがワープロからEPUB電子書籍を作成して読む方法について学びます。

オーストラリアにおける2022円卓会議では、技術開発者、アクセシブルなフォーマットの製作者、図書館、出版社、教育機関、政府機関、その他の組織がプリント・ディスアビリティがある人々の公平情報のアクセスを促進するための課題と機会を探ります。

この人気のある会議の4回目の開催は、テーマとして「持続可能性、平等、多様性、包括性: 6つのストリームを1つとしてデジタルアクセシビリティ」に焦点を当てています。このイベントはケンブリッジ大学出版局と提携して開催されています。

Knowbilityが毎年主催する恒例のイベントでは、一流の専門家による4日間と7つのトラックの実践的なデジタルアクセシビリティトレーニング、貴重なネットワーキングの機会、およびテクノロジーデモが提供されています。 

Booknet Canadaは、所属部門や以前の電子ブックに関する経験に関係なく、
アクセシブルですぐに使える電子ブックを作成する方法を学びたいすべての人のための出発点として本ワークショップを用意しました。


リンクと記事

MarisaBluestoneによるアクセシビリティの実践ーMacmillanLearningBlogイベント前のブログ記事
アクセシビリティのための遠隔調査研究を行う方法ーRebeccaToppsによるaxe-conでのプレゼンテーション
AIと音声合成:eラーニングにはどのような可能性があるか? ーeラーニングレターのロイ・リンデマン
ーChloe Johnson for the Bookseller

今月フォローすべきハッシュタグ:#LBF22  #APSchool  #alwaysaccessible  #GAAD22

何か気づいた点がございましたら、info@atdo.jpまでお寄せくださいませ。
M.A



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