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ATDO

特定非営利活動法人 支援技術開発機構

ユニバーサルデザインと支援技術で実現する知識と情報の共有

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ATDOについて


ATDO(支援技術開発機構)は、障害者や高齢者の情報へのアクセスとコミュニケーションに関わる分野における、支援技術とユニバーサルデザインの開発、またそれを活用した支援を行うために2006年4月に発足した団体です。

障害者や高齢者の生活の質の向上に役立つ情報支援機器の開発やサポート・研修、OJT(就労したままでの訓練)、トレーナーの養成・派遣を行うとともに、情報コミュニケーション分野において、ユニバーサルデザインの推進及びアクセシビリティに関する評価・助言を行うことを目的としています。具体的には、障害者や高齢者がコンピュータやソフトウェアの操作、データ作成、インターネットでの情報検索を快適に行うために必要な機器の開発およびサポート、情報コミュニケーション技術を用いた障害者の就労、就学、生活支援、高齢者の生活支援、すべての人々に使いやすいデザインの推進などを行います。

現在の主な活動は、DAISYやアクセシブルなEPUB3のリッチコンテンツの普及と研究・開発、点字の携帯情報端末を活用した盲ろう者の情報支援等です。

メンバーは、国内外での開発に関わる経験を生かして、実際に役立つ支援を障害のある人たちを中心に進め、多様な人々が生き生きと暮らせる社会の構築をめざします。

ATDOは、以下の団体の会員です。

日本DAISYコンソーシアムの事務局業務をATDOが担っています。また、日本DAISYコンソーシアムの代表である河村宏ATDO副理事長は、DAISYコンソーシアムの役員として活動に参加しています。

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理事長挨拶


山内理事長の写真

2021年5月
理事長 山内 繁

特定非営利活動法人支援技術開発機構(ATDO)は、障害者や高齢者の情報とコミュニケーションに関わる分野における、アクセシブルな支援システム・支援機器の開発と活用の普及のために2006年4月に発足いたしました。

ATDOは、日本DAISYコンソーシアムの会員として、DAISYのより広範で深化した開発と標準化に取り組んでまいります。さらに、アクセシブルなICTの国内外での普及を通じて、障害者権利条約を基本とするインクルーシブな社会の実現を目指しております。

これまで、アクセシブルなICTの開発、その途上国への転移と普及、インクルーシブ教育への応用、障害と災害などを課題として、それに関連した調査・研究、教育・トレーニングならびにその普及の支援において、国内外で成果を上げてまいりました。とりわけ、中南米・中東地域の諸国におけるアクセシブルなICTの開発並びに普及は、プロジェクト終了後も各国で自律的に発展を続けることが期待されております。

今後とも、アクセシブルでインクルーシブな社会を構築するためのATDOの活動に、皆さまのご理解とご支援およびご協力をお願いいたします。


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支援技術とは


ユニバーサルデザインと支援技術

ATDOは、定款で「電子情報分野において、すべての人々にとって使いやすく、分かりやすいユニバーサルデザインの推進及びアクセシビリティに関する評価・助言を行うことを目的とする」ことを掲げています。

「支援技術開発」を団体名とするATDOがどのようにユニバーサルデザインを推進するのかについて良く質問を受けますので、ATDOが進めている支援技術とユニバーサルデザインの研究開発について以下に説明します。

障害者権利条約第2条

支援技術とユニバーサルデザインの関係について、国際的に議論を重ねた成果を要約しているのが、2006年に制定された障害者権利条約の第2条の以下の一節です。

ユニバーサルデザインとは、調整又は特別な設計を必要とすることなく、最大限可能な範囲で全ての人が使用することのできる製品、環境、計画及びサービスの設計をいう。ユニバーサルデザインは、特定の障害者の集団のための補装具が必要な場合には、これを排除するものではない。(日本政府訳)

「製品、環境、計画及びサービス」の幅広い話をしているときに「補装具」という訳語が出てくるので、これが身体障害だけでなく精神障害および知的障害を含むすべての障害に関するユニバーサルデザインの話であることがわかりにくくなっています。英語原文では「補装具」のところは” assistive devices”となっています。今であれば様々な障害のある人がそれぞれの使い方をするスマホのアプリやサービスをイメージすると、よりわかりやすいのではないでしょうか?同じスマホやインターネット上のサービスを、スマホのテキスト読み上げ機能や字幕をonまたはoffにして、障害のある人も無い人も一緒に使っています。

障害者権利条約はその前文で「障害が発展する概念である」と言っています。これは、「製品、環境、計画及びサービス」の発展のさせ方次第で、それまでは「調整や特別な設計」が必要と思われていた障害のある人にも、何も特別のことをしなくても使える「製品、環境、計画及びサービス」を増やすことができるという確信に基づく宣言です。

ATDOを設立した人々は、ユニバーサルデザインという考え方を国連の世界情報社会サミットに初めて取り入れさせるために大きな役割を果たしました。その成果は、障害者権利条約に大きな影響を与えています。

このユニバーサルデザインの開発と普及が情報アクセスの格差を最終的に解決するという確信を共有する世界中の人々と連携して、ATDOは一人一人の障害のある人の固有のニーズに向き合い、そのニーズを満たすための技術開発と国際標準化活動を行っています。

その際に、常に第2条のユニバーサルデザインの定義を確認することによって、グローバルにユニバーサルデザインの製品、サービス、設備及び施設の利用可能性及び使用を促進することとしています。

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理事名簿


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定款


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ニュース一覧

各カテゴリーの最新ニュースが3つ分この下に列挙されます。


会議・講習等報告


IFLA LSN中間会議と国際セミナー in バンコク(2024年3月18日~21日)

2024-05-10 14:58:07  会議・講習等報告 国際

報告:野村美佐子

はじめに

 タイのバンコクでIFLA/LSN(特別なニーズのある人々のための図書館サービス)セクションの中間会議と国際会議が2024年3月18日から21日にかけて開催されました。バンコクにあるゲーテインスティテュートがローカルホストを務めました。
 LSNセクションの中間会議は、18日にハイブリッドで行われ、多くのメンバーがZOOMでの参加となりました。実際に対面で参加したのは、インドネシア、フィリピ―ン、オーストラリア、ドイツ、そして日本からとなりました。ここでLSNとしての2024年度の活動計画について意見交換が行われ、筆者はオブザーバーとして参加しました。
 またLSNのセクレタリーが所属するゲーテインスティテュートとタイ図書館協会の共催により「図書館のための国際セミナー」が開催され、バンコクにある大学図書館と公共図書館、および2つの刑務所図書館を訪問するツアーがありました。以下報告をいたします。


図書館のための国際セミナー

 3月19日にバンコクのゲーテインスティテュートで開催されましたが、プログラムは2部に分かれて、第一部は、図書館のアクセシビリティについて、第二部は、刑務所図書館についてでした。
 最初にタイの図書館協会の会長から、タイの図書館の歴史と活動についての紹介がありました。
 筆者もプレゼンを行いました。これまで関わってきた、障害者を含めたすべての人のために図書館をアクセシブルにするガイドラインについてと、その中でも情報アクセシビリティとそのためのツールとしてDAISY/EPUBの説明をしました。また、LSN(Library Services to People with Special Needs)の名称について、スペシャルニーズという言葉が時代に即さない、現状にあっていないという意見もあり、「IFLA Section for Accessible and Inclusive Library Services」への変更の動きがあることについても話しました。


写真1:ゲーテインスティテュートのSamira Zahra氏(左)と筆者(右)

 次に国立図書館の館長であるNawarat Panyangam氏から国立図書館の平等でインクルーシブな資料提供サービスについてプレゼンがありました。
 次にマレーシア大学のMohd Faizal Hamzah 氏によるプレゼンは「図書館づくりのサステナビリティ:インクルーシブな環境を生み出す」というテーマで話されました。
 またフィリピ―ンの国立図書館のDolores Carungu氏は、フィリピ―ンの公共図書館に焦点を当てたアクセシブルで、インクルーシブなサービスについて報告を行いました。
 第一部の最後には、国連アジア太平洋社会委員会(ESCAP)社会課題担当官である秋山愛子氏から、国連の障害インクルーシブ戦略の取り組みについての紹介がありました。

 第二部は、刑務所図書館のIFLAガイドライン(4th edition )が2023年2月に出版されたこともあり、編集者であるJane Garne氏とKrolak Lisa氏によるガイドラインのプレゼンがありました。上記ガイドラインは、以下から自由にダウンロードができます。
https://www.ifla.org/news/new-ifla-guidelines-for-library-services-for-prisoners/

 

写真2: ガイドラインの表紙

 Lisa氏は、プレゼンの中で、「刑務所図書館は、教育、生涯学習、情報へのアクセス、資料を借りること、レクリエーション、文化的な活動、精神的な発達を支援する安全で、フレンドリーな社交的な会合及び学習の場となる。」と述べました。Lisa氏は、所属するユネスコから「Books Beyond Bars: The transformative Potential」というタイトルで刑務所図書館についての出版を行っています。以下からコンテンツをダウンロードできます。
https://unesdoc.unesco.org/ark:/48223/pf0000369835


写真3:Lisa氏のプレゼンの様子


 また、ドイツの刑務所図書館機関のGerhard Peschers 氏は、プレゼンで、刑務所図書館の設置と発展のための活動を行っていることを強調しました。そのためには、上記ガイドラインが様々な言語で翻訳されることを望んでいます。

写真4:ドイツのミュンスターにある刑務所図書館


 タイの刑務所図書館について「人生を変える図書館」というテーマでタイの法務省法務局のNathhee Chitsawang氏とバンコクのArcharee Srisunakhua氏による女性刑務所所長による、刑務所図書館の昔と今を比較しながらのプレゼンがありました。「たった一冊の本が人生を変える」という信念のもとに、図書館が作られたそうです。


写真5:Chitsawang氏のプレゼンの様子


刑務所図書館の訪問

 国際セミナーの中でも紹介されたバンコクの女性刑務所図書館に行き、プレゼンで紹介された図書館、そして刑務所の施設の中も見学しました。以前に、DAISY for All Projectの中で、受刑者がDAISY製作のトレーニングを受けており、その時にトレーニングを受けた方たちが、今も継続して製作を行って、完成したものは、タイの視覚障害者団体に送っているとのことでした。
 また、Nakhon Pathom セントラル刑務所図書館も訪問しました。上述の刑務所図書館もそうですが、タイの王室の経済的な支援を受けて、この図書館の運営が行われていました。

写真6:タイのシリントーン王女の写真の前で

 残念ながら日本は、刑務所図書館はありませんのでとても参考になりました。

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ダスキン研修2024 DAISY/EPUB製作研修のご報告

2024-04-15 13:14:43  会議・講習等報告 国際

報告者:G.M

先月、ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業23期生)として来日中の研修生・ジョヒ―ルさん(バングラディシュ:肢体不自由)と、ハルシャニさん(スリランカ:弱視)にDAISY/EPUB製作研修を行いました。

研修生は3月上旬から10日間の日程で、Obi、Tobi、WordToEPUB、EasyReader、ThoriumでのDAISY/EPUB製作・再生等に取り組みました。

今回のDAISY研修は、2人にとって日本で初めての個別研修だったそうで、緊張している様子もみられましたが、研修中の意見交換など積極的に取り組んでいました。

最終日には自身で製作した図書を発表し、無事に研修を終了することができました。

これから暑くなりますが体調に気をつけて、引き続き個別研修を頑張ってください。

【製作したコンテンツ】


以上

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IFLA LPD Midterm Business Meeting in Vilnius (19-21 March 2024)

2024-04-12 11:00:09  会議・講習等報告 国際

2024年3月19日からの3日間、IFLAプリントディスアビリティのある人々のための図書館分科会(LPD)の中間会議が、リトアニアのビルニュスで開催されました。
エジプト在住のスタッフがこの会議に参加しましたので、英文レポートをお届けします。以下のリンクからご覧ください。

https://www.atdo.jp/1618


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DAISY/EPUB情報


トリウムリーダー v3.1

2025-03-12 13:28:17  DAISY/EPUB情報 ソフトウェア

トリウムリーダー バージョン3.1のWindows用インストーラは、次のリンクからダウンロードできます。

https://github.com/edrlab/thorium-reader/releases/download/v3.1.0/Thorium.Setup.3.1.0.exe

MacやLinux用のインストーラを含むその他の情報は次のページ(英語)にあります。

https://thorium.edrlab.org/en/

M.M.

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エース(Ace)EPUBアクセシビリティ・チェックツール 1.3.6 リリース!

2025-02-26 16:51:47  DAISY/EPUB情報

DAISYコンソーシアムが開発している、EPUBのアクセシビリティ・チェックツールであるAceのバージョン1.3.6がリリースされました。

日本語対応が改善されました。

Aceのレポート内の、「詳細」のリンクから、日本語訳されたアクセシブル出版ナレッジベースが開けるようになりました。

是非ご活用ください!


Windows版Ace1.3.6ダウンロードリンク

https://github.com/daisy/ace-gui/releases/download/v1.3.6/Ace.by.DAISY.Setup.1.3.6.exe

Aceダウンロードページ(英語)

https://daisy.github.io/ace/getting-started/ace-app/#where-can-i-download-the-ace-app

Aceウェブサイト(英語・DAISYコンソーシアム内)

https://daisy.org/activities/software/ace/

   


M.M.

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アクセシブル出版ナレッジベースが日本語に!

2025-02-25 17:43:36  DAISY/EPUB情報

EPUBなどの電子出版物をアクセシブルに作成するためのガイドである、「アクセシブル出版ナレッジベース」が日本語になりました!

DAISYコンソーシアムによって作成されたページが、日本ライトハウス情報文化センターがSARTRASに助成を受けたプロジェクトによって、日本語訳されました。

EPUB、CSS、HTML、メタデータ、ナビゲーションや、アクセシビリティ規格(WCAG、EPUBアクセシビリティ)などについての情報が使用事例と共に掲載されています。

ぜひ、ご活用ください。

https://kb.daisy.org/publishing/ja/


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ソフトウェア


トリウムリーダー v3.1

2025-03-12 13:28:17  DAISY/EPUB情報 ソフトウェア

トリウムリーダー バージョン3.1のWindows用インストーラは、次のリンクからダウンロードできます。

https://github.com/edrlab/thorium-reader/releases/download/v3.1.0/Thorium.Setup.3.1.0.exe

MacやLinux用のインストーラを含むその他の情報は次のページ(英語)にあります。

https://thorium.edrlab.org/en/

M.M.

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Thoriumリーダーが電子出版アワード「エキサイティング・ツール賞」を受賞

2024-12-23 17:15:43  ソフトウェア DAISY/EPUB情報

Thoriumリーダーが、日本電子出版協会の第18回電子出版アワード「エキサイティング・ツール賞」を受賞しました。

受賞の様子は、以下のYouTubeのリンク先「第18回電子出版アワード発表」の38:27エキサイティング・ツール賞 Thorium Reader 紹介:馮 富久 」でご覧いただけます。

https://www.youtube.com/watch?v=Kzo-Opoqcfc&t=2307s

M.M.

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Thoriumリーダー3.0 リリース

2024-12-23 17:00:18  ソフトウェア DAISY/EPUB情報

Thoriumリーダー 3.0がリリースされました。

インストーラのダウンロードは以下のリンクから「Thorium.Setup.3.0.0.exe」

https://github.com/edrlab/thorium-reader/releases/download/v3.0.0/Thorium.Setup.3.0.0.exe

更新点は次の通りです。

  

M.M

 


                                                                                                    

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教育


プロジェクトページのご案内:「日本語に通じない児童生徒」へのデイジー教科書の利用促進プロジェクト

2025-03-12 10:38:33  教育

ATDOでは、授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)の共通目的事業・助成事業の2024年度助成を受けて、「日本語に通じない児童生徒」へのデイジー教科書の利用促進プロジェクトを実施しています。当プロジェクトで行われたイベント、録画公開の記事などは、下記プロジェクトページからアクセスいただけます。

プロジェクトページはこちら:https://www.atdo.jp/1651

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2025年2月23日ATDO主催講演会「マルチメディアデイジー教科書を使ってみよう―教科書を読むことが難しい児童生徒の学びを保障するためにー」録画公開のお知らせ

2025-03-05 11:48:35  教育

 2025年2月23日に開催されました講演会「マルチメディアデイジー教科書を使ってみよう―教科書を読むことが難しい児童生徒の学びを保障するためにー」の録画を公開します。

 2024年6月の教科書バリアフリー法改正により、日本語に通じない児童生徒にもデイジー教科書が提供できるようになりました。この改正を機に、言語の壁のために学習から取り残されていた子どもたちが、デイジー教科書を活用して学校の授業に積極的に参加できる環境が整いつつあります。この講演会では、このような背景のもと、デイジー教科書がどのように子どもたちの学びを支えているのかご紹介し、読むことの支援が必要な児童生徒がデイジー教科書を利用する際の一助となる情報を提供しています。

 「マルチメディアデイジー教科書」は、多様な子どもたちの学びを保障するためにボランティアにより組織的・継続的に製作されており、現時点で最も入手しやすい支援ツールのひとつです。より多くの方々にご覧いただけますと幸いです。

※本動画は、SARTRAS 2024年度共通目的事業・助成事業の助成を得て作成しました。
 プロジェクトページはこちら→ https://www.atdo.jp/1651

プレイリスト(動画全体をご覧いただけます):
 2025年2月23日ATDO主催講演会「マルチメディア・デイジー教科書を使ってみよう―教科書を読むことが難しい児童生徒の学びを保障するために―」
https://www.youtube.com/playlist?list=PLx-miD5jltEh9SYoT03WSaLIY1d78G77I

動画個別URL:
1.開会
河村 宏(NPO法人支援技術開発機構 副理事長)
https://youtu.be/g8Afxf_coVY

2.教科書バリアフリー法改正について(行政報告)
前畑啓太郎氏(文部科学省 初等中等教育局 教科書課 課長補佐)
https://youtu.be/H-DaRYAo15Y

3.外国人児童生徒等の教科書使用上の困難軽減のための支援―検討会議の議論を受けて
齋藤ひろみ氏(東京学芸大学 教育学部 日本語・日本文学研究講座 教授)
https://youtu.be/vifOMCzCoxU

4.多様な児童生徒の学びの保障―学びにくさを持つ子へのICTを活用した支援―
井上賞子氏(松江市立島根小学校 教諭)
https://youtu.be/8B4xKcHWazQ

5.大阪市におけるデイジー教科書の活用
安田加弥氏(大阪市教育委員会事務局指導部 インクルーシブ教育推進担当指導主事)
https://youtu.be/aPyFSxcAxXI

6.マルチメディア・デイジー教科書の一般申請について
吉広賢史氏(公財・日本障害者リハビリテーション協会 情報センター 副センター長)
https://youtu.be/lAcor2LuIis

7.全体を通じた質疑応答とまとめ(閉会)
河村 宏(NPO法人支援技術開発機構 副理事長)
https://youtu.be/xDASvQyhivw



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2025年3月19日ATDO主催 デイジー図書読書体験会のお知らせ

2025-03-04 18:08:44  教育

ATDO主催のデイジー図書読書体験会のお知らせです。

デイジー図書読書体験会

「デイジー(DAISY)って何だろう?」

「聞けばわかるのに、文章を読むのが苦手・・・」

「日本語学習に困難を抱える子どもたちを支援したい!」

そんな方々へ。本を読むのが難しい人でも、本の内容を「聴く」「見る」「操作する」ことで、より快適に楽しめるように作られたデジタル図書が「デイジー(DAISY)図書」です。

ATDO主催【シンポジウム(事業報告会)「日本語に通じない児童生徒」へのデイジー教科書の利用促進の取り組みについて】の開催前に、実際にデイジー図書に触れていただける体験会を実施いたします。デイジー(DAISY)とは何か、実際に会場で体験していただけます。ご興味のある方は、以下の概要をご確認の上、ぜひお申し込みください。

※ 本事業は、SARTRAS 2024年度共通目的事業・助成事業の助成を得て実施しています。
  プロジェクトページはこちら→ https://www.atdo.jp/1651

【体験会概要】

【その他】

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関連催しのお知らせ


ワークショップ「障害のある患者さんの来院時に医療機関に求められること」

2025-03-06 15:03:42  関連催しのお知らせ

ATDOが共同研究者として参加しているがんセンターの研究班主催のワークショップのお知らせです。

【日時】2025年3月17日(月)16時30分~18時30分

【開催方法】Zoom(手話通訳、文字通訳あり)

【主催】厚生労働省科学研究費補助金「がん罹患前より障害があるがん患者に対する医療機関における適切な医療・支援の実装に資する研究(23EA1030)」

【参加対象者】

①全国のがん相談支援センター相談員・病院職員など

②障害者支援にかかわる福祉関係者

③障害のある当事者・障害のある方のご家族

【参加登録】

3月10日までにお申し込みください。

医療機関の方、福祉分野の方、当事者の方が一緒に議論できるようグループワークの時間を設けるため、立場によって申し込みフォームを分けています。

(複数カテゴリに該当する方はそのどちらのフォームから入っていただいても構いません)

【障害当事者・福祉分野の方はこちらから】

(ふりがな なし)https://forms.gle/TNkNEFtVqFRkHzju8

(ふりがな あり)https://forms.gle/CzkkBAPshcFTm7mr5

【医療機関の方はこちらから】

https://forms.gle/7CBuQqHueyZ8fC2U9

【プログラム】

・はじめに:ワークショップの趣旨

・医療現場における合理的配慮とは

・参加申し込み時の事前アンケートに寄せられた困りごと

・グループディスカッション

・全体共有


研究班のウェブサイトに案内を掲載しております。

https://plaza.umin.ac.jp/~CanRes/match/workshop/

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サイエンス・アクセシビリティ・ネット「読み困難がある人たちのための公開シンポジウム」

2025-02-06 16:53:01  関連催しのお知らせ

NPOサイエンス・アクセシビリティ・ネットからの、情報アクセシビリティに関係する2つの講演会のお知らせを転載いたします。

ーー

1.公開シンポジウム「高校・大学における読み困難学生支援:現状と課題」

  ○日時:令和7年2月22日(土)10:20~12:00

  ○会場 (対面又はオンライン):

日本大学理工学部駿河台校舎タワースコラ2階S203教室

〒101-8308 東京都千代田区神田駿河台1-8-14

https://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/surugadai/

  ○参加費:不要

  ○プログラム

    鈴木 昌和(NPOサイエンス・アクセシビリティ・ネット)

「ディスレクシアの学生に対する合理的配慮に関する社会課題」

    楠 敬太(佛教大学学生支援センター)

「高校・大学における読み困難者の実際 ―ライフストーリー分析を通して―」

    高橋 知音(信州大学学術研究院教育学系)

「大学生における読み困難のアセスメント:大学生を対象とした読み書き検査 RaWFとRaWSN」

    風早 史子(東京大学先端研社会包摂システム分野:AccessReading担当)

「読みに困難のある高校生や大学生の学びの機会保障」

講演の最後にQ&Aの時間を設けます。

 ○問い合わせ先:山口 雄仁(ヤマグチカツヒト)

      E-mail: eugene@mail.sciaccess.net

 ○参加申込方法

    令和7年2月19日(水)までに以下のGoogle Formsからお申し込みください。

URL: https://forms.gle/YUcUzbdYLWEVF8mC6

2.ウェブセミナー「Chatty Libraryを活用した読み困難児童・生徒・学生支援」

  ○日時:令和7年2月22日(土)13:30~16:30

  ○開催方法:ウェビナー(上記シンポジウム会場での対面参加も可能)

 ○主催:特定非営利活動法人サイエンス・アクセシビリティ・ネット

  ○参加費:不要

  ○プログラム

    第一部:13:30~14:40

「Chatty LibraryでテキストやPDFをDAISY化」

    第二部:14:50~16:00

「Chatty LibraryでDAISYデータを利用者に渡す機能」

  ・ライブラリーの図書を利用者に貸し出す

  ・時間を決めて試験問題を共有

  ・他のユーザーに自作のDAISYを渡す

    Q&Aコーナー:16:00~16:30

 ○問い合わせ先: office@chattylib.com

 ○参加申込方法:

    令和7年2月19日(水)までに以下のGoogle Formsからお申し込みください。

URL: https://forms.gle/YUcUzbdYLWEVF8mC6

  開催日の前日までにウェビナーの参加URLを登録されたメールアドレスに送ります。

ーー

以上です。

M.M.

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調布デイジー主催講演会「義務教育のその先は?!~小中学校で支援を受けた子どもの親の体験談~」(2025年3月2日)

2025-02-04 13:48:59  関連催しのお知らせ

ATDOもメンバーとして参画している地域団体「調布デイジー」の講演会をお知らせします。


【義務教育のその先は?!~小中学校で支援を受けた子どもの親の体験談~ 】

 学習障害や、ADHD、自閉症など、通常の学習環境では勉強がしにくい子どもたちはどんな学校生活を送っているのか、ちゃんと支援を受けていた、または受けられなかった体験談、そして義務教育の後の進路や、気になる教育費はどれくらいかなど、悩める保護者の疑問を先輩ママたちが本音でお話しします!!

日時 : 令和7年3月2日(日) 午後1時半~4時
場所 : 調布市文化会館たづくり 6階601・602会議室
    〒182-0026 東京都調布市小島町2丁目33-1
    (京王線 調布駅 下車 徒歩6分)
参加費 : 100円(資料代)
定員 : 45名
主催:調布デイジー
後援:調布市教育委員会、公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会、NPO法人 支援技術開発機構

その他詳細とお申込は以下のWebサイトからご確認ください。
https://www.chofu-daisy.org/




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国際


インクルーシブ・パブリッシング・ニュースレター2025年1月号 翻訳記事(JDC)

2025-02-05 11:18:21  国際

ATDOが事務局を担っております日本DAISYコンソーシアム(JDC)のホームページで、DAISYコンソーシアムのInclusive Publishingニュースレター2025年1月号の翻訳記事が公開されました。

以下のリンクからご覧ください。
https://www.japandaisy.org/184

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DAISY Planet ニュースレター 2024年12月号 翻訳記事(JDC)

2024-12-17 14:15:11  国際

ATDOが事務局を担っております日本DAISYコンソーシアム(JDC)のホームページで、DAISYコンソーシアムのニュースレター「DAISYプラネット」2024年12月号の翻訳記事が公開されました。

以下のリンクからご覧ください。
https://www.japandaisy.org/182

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インクルーシブ・パブリッシング・ニュースレター2024年11月号 翻訳記事(JDC)

2024-12-06 15:25:44  国際

ATDOが事務局を担っております日本DAISYコンソーシアム(JDC)のホームページで、DAISYコンソーシアムのInclusive Publishingニュースレター11月号の翻訳記事が公開されました。

以下のリンクからご覧ください。
https://www.japandaisy.org/181

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その他


日本語に通じない児童生徒へのマルチメディアデイジー教科書の提供について(日本障害者リハビリテーション協会)

2024-07-19 14:13:09  その他

 マルチメディアデイジー教科書の提供を行っている日本障害者リハビリテーション協会より、「日本語に通じない児童生徒」へのマルチメディアデイジー教科書の提供について、ホームページ上にお知らせが掲載されました。

 本日7月19日に改正施行された教科書バリアフリー法により、海外から帰国した児童生徒や外国人児童生徒、その他主な家庭内言語が外国語であるなど日本語以外を使用する生活歴がある児童生徒のうち、学校生活を送りながら教科等の学習活動に取り組むために必要な日本語の能力が十分でない子供たちも、マルチメディアデイジー教科書を使って学習ができるようになります。

令和6年8月1日(木)より申請受付が開始されるとのことです。

詳細は、ホームページでご確認ください。

日本語に通じない児童生徒へのマルチメディアデイジー教科書の提供について(日本障害者リハビリテーション協会)
https://www.dinf.ne.jp/doc/daisy/book/20240719dla.html


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日本語に通じない児童生徒がDAISY教科書を使うための、教科書バリアフリー法の一部改正法案可決

2024-06-18 09:24:44  その他

 日本語に通じない児童生徒がDAISY教科書を使うための、教科書バリアフリー法の一部改正が、全会派による議員立法として提案され、6月12日の参議院本会議で可決しました。改正法は、来週には公示がされ、その1ヶ月後に施行となります。

 国によるデイジー教科書の製作・普及は、これまでは障害のある児童生徒のみを対象としていましたが、この法律改正により、日本語に通じない児童生徒(家庭等で日本語を習得する機会がなかった帰国子女や、日本語の指導が必要な外国人の子どもたち)も、その対象となります。

 今後、紙の教科書での学習に困難を抱えているより多くの子どもたちがDAISY教科書を読めるように、ATDOは、多くのボランティア団体及び関係者団体と共に周知および普及活動を進めていきたいと思います。

 議員立法にあたり、立命館大学の小澤亘氏、NPO-NaDの濱田滋子氏, 弊機構河村等が議員への法改正の趣旨とデイジー教科書の説明など改正の要望のための活動を積極的に行ってきました。


写真:4月24日衆議院第2議員会館にて 浮嶋智子衆議院文部科学委員会理事(中央)とともに

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2024年4月9日付 読書バリアフリーに関する三団体共同声明の発出と報道のご紹介

2024-04-10 16:46:15  その他

2024年4月9日、日本ペンクラブ(https://japanpen.or.jp/)、日本文藝家協会(https://www.bungeika.or.jp/)、日本推理作家協会(http://www.mystery.or.jp/)の3団体から、読書バリアフリーに関する共同声明が発出されました。

この声明のテキスト全文と、本声明についての報道サイトリンクを掲載いたします。

なお、報道サイトリンクにつきましては、一部有料会員向けページも含まれます。また、掲載元の掲載期限によりリンク切れとなる場合があることをご了承ください。

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「すべての人に表現を届けるために、そして誰もが自由に表現できるように」


読書バリアフリーに関する三団体共同声明


 読みたい本を読めない人たちがいます。

 日本ではじめて日本語の点字が正式に採用されたのは1890年。録音図書の製作と貸し出しがはじまったのは1958年。電子書籍が本格的に普及しはじめたのは2010年代。障害者にとって「読書」をする手段は100年以上も前からあったにもかかわらず、未だに読みたい本を読むために長く待つことを強要されたり、読む手段を奪われたりすることさえあります。

 私たちは表現にたずさわる者として、「読書バリアフリー法」(視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律、2019年6月施行)、改正「障害者差別解消法」(障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律、2024年4月施行)、「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」(障害者による情報の取得及び利用並びに意思疎通に係る施策の推進に関する法律、2022年5月施行)に賛同の意を表します。

 私たちは出版界、図書館界とも歩調をあわせ読書環境整備施策の推進に協力を惜しみません。


2024年4月9日

公益社団法人日本文藝家協会  理事長  林真理子

一般社団法人日本推理作家協会 代表理事 貫井徳郎

一般社団法人日本ペンクラブ  会長   桐野夏生


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日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE09DRR0Z00C24A4000000/

朝日新聞DIGITAL
https://www.asahi.com/articles/ASS4933XKS49UCVL00NM.html

毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20240410/ddm/012/040/075000c

産経新聞
https://www.sankei.com/article/20240409-PWONOOJOBFKRPLC4LIYR4ATY6E/

読売新聞オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/culture/book/articles/20240409-OYT1T50172/

TBS NEWS DIG
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1104847?display=1

新文化オンライン
https://www.shinbunka.co.jp/archives/7454


K.K


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