<浦河だより>「うらかわオバケ桜とベてるの皆さん」
2022-05-26 11:24:01 その他
<浦河だより >は、
浦河に滞在するATDO職員より、べてるの家や浦河町について紹介する不定期のお便りです。
***
「うらかわオバケ桜とべてるの皆さん」
「友達でいることが難しいんだ」。
べてるの家の古株メンバーさんが、住居で出す騒音で仲違いしてしまったメンバーさんの当事者研究の時、皆に言いました。
友達ならば、簡単に仲直りできるが、そもそも人は、友達でい続けることが非常に難しい、と彼は言ったのでした。
べてるの家のメンバーさんは皆の誕生日を祝うことをとても大切にします。
昨日も、いつものミーティングで、「きょうは、○○さんのお誕生日です。」と、皆で大きな声でハッピーバースデーの歌を歌い、
その後は、べてる喫茶(皆でお金を出し合い、お茶会をする)で、もう一度お祝いをしました。
もちろん、心のこもった刺繍を施したプレゼント等、皆、思い思いに持ち寄ります。
(写真:手刺繍の施されたシャツ)
また、べてるの家では、豊かな自然の中での行事も大切にしています。
5月に入ってから、べてるの家では、桜の綺麗な、「優駿アエル」へお花見がてら焼き肉を皆で食べに行きました。
優駿アエルには、「うらかわオバケ桜」と言う北海道最大の幹周を誇る桜があります。
うらかわオバケ桜の姿は、その桜の年輪に負けない程の長い年月、お互い友達でい続けたいとの、べてるの家の皆さんの思いと重なりました。
(写真:浦河町の「うらかわオバケ桜」)
(記事:A.N)
何か気づいた点がございましたら、info@atdo.jpまでお寄せくださいませ。
M.A