エクアドル国 情報弱者のテレビ放送へのアクセスを保障する安心安全のための放送・通信インフラ普及・実証事業

2019年11月から2023年2月まで、JICAと株式会社アステム協力のもと、災害などの緊急時にエクアドルの通常のテレビ放送から情報のアクセスがしにくい方（聴覚障害者や外国人等）へ向けて、インクルーシブなテレビ放送を提供するための実証活動を実施しました。

現地に株式会社アステムのアイ・ドラゴン搭載テレビ受像機（「目で聴くテレビ」と同じ機能を持つテレビ）を設置し、テレビで字幕放送や手話通訳などの配信を行う実証実験を進めました。

ATDOとネイチャーインクルーシブ合同会社は外部人材としてこの活動に携わり、本プロジェクトの中で、エクアドル国家障害者審議会（CONADIS）、エクアドル通信・情報社会省（MINTEL）の協力のもと、現地にNAC（National Accessibility SupportCenter・インターネットを通してテレビから字幕・手話サービスを配信する団体）を設立しました。

エクアドルでプロジェクトを進める中で培ったテレビ字幕・手話提供サービスに関する技術は、現地に設立したNACに移行されています。
NACの活動のさらなる発展のために、ATDOも引き続き支援を続けていく予定です。

概要
エクアドル国情報弱者のテレビ放送へのアクセスを保障する安心安全のための放送・通信インフラ普及・実証事業（PDF）（JICA）

報告書
エクアドル国情報弱者のテレビ放送へのアクセスを保障する安心安全のための放送・通信インフラ普及・実証事業業務完了報告書（PDF）（JICA）

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（写真1：2020年1月マンタ市身体障害者団体でのアイ・ドラゴン実演会、写真2：2020年2月字幕製作トレーニングの様子）

　
（写真3,4：2022年7月実証活動立ち上げセレモニー）

　
（写真5：2022年6月Eloy Alfaro大学でのアイ・ドラゴン体験会、写真6：2022年8月本事業の普及セミナー）

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