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「エクアドルにおけるアクセシブルな出版物の制作能力強化および普及計画のためのセミナー」報告(4月24日)

2023-05-19 09:45:06  会議・講習等報告

ATDOでは、JICAより「エクアドル国アクセシブルな著作物制作・活用体制整備アドバイザー業務」を受託しています。

2023年4月24日に「エクアドルにおけるアクセシブルな出版物の制作能力強化および普及計画のためのセミナー」が開かれ、ATDOから日本より河村副理事長と職員2人、ベトナム在住の職員1人、エクアドルに派遣中の職員1人およびエクアドル在住職員1名の計6人が出席しました。


(「エクアドルにおけるアクセシブルな出版物の制作能力強化および普及計画のためのセミナー」会議中の写真)

この会議は、本事業に係る13の組織から30名を超える参加者が出席して実施されました。本邦のATDO職員はビデオプレゼンテーションにて、アクセシブルな著作物を用いた多様な情報保障の方法を紹介、および日本や諸外国の情報保障の好事例を紹介しました。

参加者全員の反響は大きく、さまざまな障害を持つ⼈々に対して情報アクセシビリティを保証するための主要な解決策としてのデジタル化の利点について理解が示されました。 

       
(日本と海外における情報アクセシビリティのベストプラクティスについて発表している写真)

主要カウンターパート機関であるSENADI(国家知的所有権機関)のKarin著作権管理部部長は「DAISY/EPUBに変換された著作物は様々な障害のアクセシビリティをカバーするため理想的です。今回のセミナーには多くの機関から多くの参加者が出席していますが、中核となる機関が SENADI、CONADIS(国家障害平等審議会)、教育省であることは明らかです。コア・ワーキンググループのリーダーシップの下で私たちは共に協力していかなければなりません。」と述べました。

今後の活動では、エクアドル国アクセシブルな著作物制作・活用体制整備について中長期ビジョン計画を立案していきます。各関連機関が今回のセミナーを通じて、アクセシブルな著作物についての理解を深めたうえで、次回の徳森職員の第2次派遣では実際にそれを関係者およびエンドユーザーが体験をし、その声をもとにエクアドルでどのようにアクセシブルな著作物に関する枠組みを作り上げていくのかを協議していきます。 

(記事:T.D)


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M.A 

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