2024年4月9日付 読書バリアフリーに関する三団体共同声明の発出と報道のご紹介
2024-04-10 16:46:15 その他
2024年4月9日、日本ペンクラブ(https://japanpen.or.jp/)、日本文藝家協会(https://www.bungeika.or.jp/)、日本推理作家協会(http://www.mystery.or.jp/)の3団体から、読書バリアフリーに関する共同声明が発出されました。
この声明のテキスト全文と、本声明についての報道サイトリンクを掲載いたします。
なお、報道サイトリンクにつきましては、一部有料会員向けページも含まれます。また、掲載元の掲載期限によりリンク切れとなる場合があることをご了承ください。
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「すべての人に表現を届けるために、そして誰もが自由に表現できるように」
読書バリアフリーに関する三団体共同声明
読みたい本を読めない人たちがいます。
日本ではじめて日本語の点字が正式に採用されたのは1890年。録音図書の製作と貸し出しがはじまったのは1958年。電子書籍が本格的に普及しはじめたのは2010年代。障害者にとって「読書」をする手段は100年以上も前からあったにもかかわらず、未だに読みたい本を読むために長く待つことを強要されたり、読む手段を奪われたりすることさえあります。
私たちは表現にたずさわる者として、「読書バリアフリー法」(視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律、2019年6月施行)、改正「障害者差別解消法」(障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律、2024年4月施行)、「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」(障害者による情報の取得及び利用並びに意思疎通に係る施策の推進に関する法律、2022年5月施行)に賛同の意を表します。
私たちは出版界、図書館界とも歩調をあわせ読書環境整備施策の推進に協力を惜しみません。
2024年4月9日
公益社団法人日本文藝家協会 理事長 林真理子
一般社団法人日本推理作家協会 代表理事 貫井徳郎
一般社団法人日本ペンクラブ 会長 桐野夏生
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日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE09DRR0Z00C24A4000000/
朝日新聞DIGITAL
https://www.asahi.com/articles/ASS4933XKS49UCVL00NM.html
毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20240410/ddm/012/040/075000c
産経新聞
https://www.sankei.com/article/20240409-PWONOOJOBFKRPLC4LIYR4ATY6E/
読売新聞オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/culture/book/articles/20240409-OYT1T50172/
TBS NEWS DIG
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1104847?display=1
新文化オンライン
https://www.shinbunka.co.jp/archives/7454
K.K