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富山のユニバーサルツーリズム(シャキラさん来日No.2)

2025-07-18 15:51:59  その他 国際

DAISY南アフリカのシャキラ・マハラージ氏と、富山のユニバーサルツーリズムに参加しました。

国立民族学博物館の広瀬浩二郎氏と、富山国際大学の一井崇氏は、富山でユニバーサルツーリズムの実践研究を進めており、2025年7月6日から8日に、お二人と共に、全盲のシャキラ・マハラージ氏、ご子息のプラシャン・マハラージ氏と、当法人の牧尾がモニターツアーに参加しました。

富山の越中瀬戸焼の陶芸体験や、立山信仰のガイドツアーに参加した他、富山のます寿司をはじめとする特産品の食事や温泉、旅館の和室の部屋での宿泊体験などをしました。

陶芸は、立山町の千寿窯で、陶芸家の吉野香岳氏の指導で、造形と削りを2日間にわたってゆっくりと時間をかけて体験しました。2日目には越中瀬戸焼を使ったお茶会の体験もしました。

立山信仰のガイドツアーでは、昔の信者のかぶった傘をかぶり、木のつえをついて神社を歩いたり、和太鼓をたたいたり、笛を聞く体験、また、400年前の杉の木を触って体感したりしました。閻魔堂では、閻魔様のミニチュア模型を触ったり、地獄で使われるとされるのこぎりや、熊などの動物の毛皮を触ったりしながら、信仰について学びました。

富山には、山も川も海もあり、障害のある人もない人も共に体感できる環境資源が豊富です。

当法人でも今後、情報アクセシビリティの観点から、ユニバーサルツーリズムに関してどのような取り組みができるか、考えていきたいと思います。

陶芸を体験するマハラージ氏 立山信仰ツアーで太鼓をたたく体験 立山信仰ツアーで樹齢400年の木のある神社を歩く 

M.M.

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