河村副理事長が「NAB サロージニー・トリロク・ナス国民賞 2025 – 最優秀個人部門」を受賞
2025-12-05 13:59:57 その他 国際
2025年11月6日、インド国立盲人協会 (NAB: National Association for the Blind, India)による「NAB サロージニー・トリロク・ナス国民賞 2025 – 最優秀個人部門」を、当機構の河村副理事長が受賞いたしました。
🌟 NAB サロージニー・トリロク・ナス国民賞 2025 – 最優秀個人部門 🌟
2025年11月6日、私たちは、障害者のためのアクセシブルな情報と技術における世界的パイオニアである河村 宏氏に対し、「NAB サロージニー・トリロク・ナス国民賞 2025」の最優秀個人賞を授与し、その功績を称えました。
DAISYコンソーシアムの創設者であり元会長である河村氏は、DAISY、SMIL、およびアクセシブルEPUBといった革新的なイノベーションを通じて、知識への平等なアクセスを推進するために50年以上にわたり尽力されてきました。ユニバーサルデザイン、インクルーシブな情報システム、そして**障害インクルーシブ防災(DiDRR)**における彼の先見的な取り組みは、世界のアクセシビリティのあり方を再定義しました。
💡 河村氏は、インドおよび南アジアの図書館がアナログ書籍からデジタルアクセシブルなオーディオブックへと移行するきっかけを作りました。彼の努力は、インドと南アジアの何百もの組織を触発し、毎年何千ものアクセシブルな書籍を作成することを可能にし、視覚障害や印刷物へのアクセス障害を持つ数えきれない読者を力づけています。
日本初の全国的なデジタル録音図書ライブラリネットワークの開発から、世界情報社会サミット(WSIS)での国際対話を主導することまで、彼の先駆的な貢献は、何百万人もの人々が尊厳、自立、そして誇りをもって情報にアクセスすることを可能にしてきました。
ITU世界電気通信・情報社会賞(2008年)の受賞者でもある河村氏は、革新、共感、インクルージョンへの揺るぎないコミットメントをもって、世界のアクセシビリティ運動を牽引し続けています。
👏 先見の明あるリーダーシップと包括的進歩の象徴である河村宏氏に、心よりお祝いを申し上げます!
