文科省による音声教材需要数調査結果H29
2017-12-29 17:51:26 教育
昨年に引き続き、2017年秋の文科省による音声教材需要数調査が、都道府県教育委員会に対して実施されました。
平成30年度使用教科書に係る音声教材需要数調査結果は、小学校・中学校合計で、必要児童生徒数5,773、需要数28,784でした。
音声教材とは、教科書バリアフリー法に基づき、大学や団体等により作成される障害のある児童生徒向けの教材のことで、デイジー教科書(紙の検定教科書の内容をDAISY規格のデジタル版にしたもの)も含まれています。
統計結果は、都道府県、学校種、科目、学年別に出されています。
- 全国のデイジー教科書製作ボランティア団体が、デイジー教科書製作の要望タイトル数の増加に対し、すべてに対応できないという限界を感じて、2016年1月に当時の文部科学大臣に提出した、障害のある児童生徒へのアクセシブルな教科書の提供に関する要望書
- 文部科学省が2012年に実施した「通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査」による、「読む」又は「書く」に著しい困難を示す児童生徒が2.4%です。http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/material/__icsFiles/afieldfile/2012/12/10/1328729_01.pdf
M.M.