メインコンテンツへスキップ
ATDO

特定非営利活動法人 支援技術開発機構

ユニバーサルデザインと支援技術で実現する知識と情報の共有

当サイト内を検索できます。
お問い合わせ
Facebook

講演会 DAISY(デイジー)教科書によるディスレクシア等の学習障害児の支援

2011-01-25 11:10:01  DAISY/EPUB情報

講演会 DAISY(デイジー)教科書によるディスレクシア等の学習障害児の支援

―アメリカとノルウェーの経験―

日時:2011年2月11日(金)13:00~16:00

会場:大阪市立中央図書館 5階中会議室 (〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2)

共催:(財)日本障害者リハビリテーション協会・大阪市立中央図書館・日本DAISYコンソーシアム

   

【趣旨】

学習に苦労している特別支援教育の対象者には、日本ではまだよく認識されていない「読むことに困難がある」子どもたちが多数含まれています。欧米ではディスレクシアと呼ばれる読むことが難しい人々は、その障害に対する認識が低い社会では、「怠けている」と思われることがしばしばあります。自分にあった適切な支援があれば自ら学ぶことができるこの人々に対する日本での支援がまだ手探り状態のため、多くの人々が十分に学べないだけでなく、自尊意識を深く傷つけられ、不登校等の様々な深刻な問題に直面しています。

読むことが困難な生徒には、自分で読める形式の教科書と教材を選択する権利があるはずですが、日本では残念ながらまだその権利は実現されていません。教科書バリアフリー法の制定やDAISY教科書の無償提供を認めた著作権法の改正など、法律的な環境は整いはじめましたが国と自治体が提供の責任を果たしていないために、DAISY教科書の提供はボランティアによる支援に依存しています。

アメリカとノルウェーでは、ディスレクシア等の読むことに困難がある生徒にも読めるDAISY教科書を国と自治体の責任で提供していますので、米国教育省国立障害研究所(NIDRR)のスウ・スウェンセンさんと、中学生の時からDAISY教科書を使って学習し現在専門学校で勉強しながらノルウェー・ディスレクシア協会役員をつとめるマイリン・ホルトさんをお呼びして、下記のご講演をいただき、DAISY教科書の日本における提供のあり方について考えます。

【プログラム】

12:30 受付開始

13:00-13:10 開会挨拶 

13:10-14:10 講演1

「ノルウェー・ディスレクシア協会青年部の活動―情報アクセスと学習支援―」

  マイリン・ホルト (ノルウェー・ディスレクシア協会・青年協議会会長)

14:10-15:30 講演2 

「米国における『教科書・教材のアクセシブルな標準規格(NIMAS)』の成果と課題」

  スウ・スウェンセン(アメリカ連邦政府教育省特別支援教育・リハビリテーションサービス局副次官)

15:30-15:45 質疑応答

15:45-16:00 まとめ 河村 宏(国際DAISYコンソーシアム会長)

16:00 閉会挨拶

定員: 60名(定員になり次第締切)

情報保障:逐次通訳、要約筆記あり。希望に応じて手話通訳。

参加対象者:学習障害児・者のご本人と支援者、特別支援教育関係者、企業等の人事ご担当者、障害者福祉・高齢者福祉関係者、デジタル教科書関係者、一般の方々

参加費:無料

URL: https://www.normanet.ne.jp/info/kouenkai110211.html

■申込先・問合せ:(財)日本障害者リハビリテーション協会 情報センター担当:長田・野村

TEL:03-5273-0796 / FAX:03-5273-0615 /e-mail: ic@dinf.ne.jp

先頭に戻る


Copyright © 2024 ATDO
お問い合わせ