2025年2月23日ATDO主催講演会「マルチメディアデイジー教科書を使ってみよう―教科書を読むことが難しい児童生徒の学びを保障するためにー」録画公開のお知らせ
2025-03-05 11:48:35 教育
2025年2月23日に開催されました講演会「マルチメディアデイジー教科書を使ってみよう―教科書を読むことが難しい児童生徒の学びを保障するためにー」の録画を公開します。
2024年6月の教科書バリアフリー法改正により、日本語に通じない児童生徒にもデイジー教科書が提供できるようになりました。この改正を機に、言語の壁のために学習から取り残されていた子どもたちが、デイジー教科書を活用して学校の授業に積極的に参加できる環境が整いつつあります。この講演会では、このような背景のもと、デイジー教科書がどのように子どもたちの学びを支えているのかご紹介し、読むことの支援が必要な児童生徒がデイジー教科書を利用する際の一助となる情報を提供しています。
「マルチメディアデイジー教科書」は、多様な子どもたちの学びを保障するためにボランティアにより組織的・継続的に製作されており、現時点で最も入手しやすい支援ツールのひとつです。より多くの方々にご覧いただけますと幸いです。
※本動画は、SARTRAS 2024年度共通目的事業・助成事業の助成を得て作成しました。
プロジェクトページはこちら→ https://www.atdo.jp/1651
プレイリスト(動画全体をご覧いただけます):
2025年2月23日ATDO主催講演会「マルチメディア・デイジー教科書を使ってみよう―教科書を読むことが難しい児童生徒の学びを保障するために―」
動画個別URL:
1.開会
河村 宏(NPO法人支援技術開発機構 副理事長)
2.教科書バリアフリー法改正について(行政報告)
前畑啓太郎氏(文部科学省 初等中等教育局 教科書課 課長補佐)
3.外国人児童生徒等の教科書使用上の困難軽減のための支援―検討会議の議論を受けて
齋藤ひろみ氏(東京学芸大学 教育学部 日本語・日本文学研究講座 教授)
4.多様な児童生徒の学びの保障―学びにくさを持つ子へのICTを活用した支援―
井上賞子氏(松江市立島根小学校 教諭)
5.大阪市におけるデイジー教科書の活用
安田加弥氏(大阪市教育委員会事務局指導部 インクルーシブ教育推進担当指導主事)
6.マルチメディア・デイジー教科書の一般申請について
吉広賢史氏(公財・日本障害者リハビリテーション協会 情報センター 副センター長)
7.全体を通じた質疑応答とまとめ(閉会)
河村 宏(NPO法人支援技術開発機構 副理事長)